2021-03-17 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
杉等の植栽だけではなくて、こうした広葉樹化の取組についても進めていくべきだと思いますが、この点についての見解を伺います。
杉等の植栽だけではなくて、こうした広葉樹化の取組についても進めていくべきだと思いますが、この点についての見解を伺います。
木材につきましては、この丸太中心の輸出から付加価値の高い製品輸出への転換を推進することが重要であると考えておりまして、米国についてはフェンス用の製材の輸出が伸びてきていること、中国につきましては、昨年中国の木構造設計規範が改正をされたことを踏まえまして、我が国の木造軸組み工法とその部材である杉等が構造材として位置付けられたことから、今後中国において今申し上げましたこの木造軸組み工法が普及をいたしますと
このため、農林水産省では、花粉発生源対策として、花粉を大量に飛散させる杉等の人工林の伐採と併せて、伐採跡地への花粉の少ない苗木の植栽を進めているところでございます。そのためには、切って使って植えるという循環を進めていかなければならないというふうに考えております。
杉等の人工林であっても、間伐などの適切な施業を行うことにより、この機能は十全に発揮されるものでございます。 一方で、こういった森林の機能には限界もございます。異常な豪雨におきましては、森林の有無やその状態よりも、地形、地質などが崩壊に密接な関係を有するものとされているところでございます。
森林は、根の土壌緊縛力、根っこが土をつかむ力などによりまして山腹崩壊を防止する機能を有しておりまして、杉等の人工林であっても、間伐等の適切な施業を行うことによりこの機能は十全に発揮されるものというふうに考えてございます。 一方で、こういった森林の機能には限界もございます。
また、先ほど東京の多摩産材の取組の御紹介がありましたけれども、東京都では平成十八年度から森林循環の促進を行う事業を行っておりまして、その事業におきましては、森林所有者から花粉発生源となっている杉、ヒノキの立木を買い取り、用途に合わせて仕分け、販売を行い、伐採跡地には花粉のない杉等を植栽すると、これを森林所有者に費用負担が生じないような取組内容として行ってもらっております。
したがって、伐採、再造林によって循環利用のサイクルを確立するということで多面的機能の発揮はもちろんですが、林業の成長産業化を通じて山村等の振興、これを図っていくことが大事であると思っておりますが、この伐採後でございますけれども、花粉発生源対策の観点から、今後とも林業経営が可能な場所については少花粉杉等の花粉症対策苗木による植え替え、これを積極的に進めるという一方で、条件不利地等においては広葉樹の導入等
少花粉杉等の花粉症対策苗木、今日は何か持ってきていただいたということですが、こういう植え替え、それから杉伐採後の広葉樹の導入など、花粉発生源対策の推進を通じて多様な森林の整備、これはしっかりと進めてまいりたいと思っておるところでございます。
○国務大臣(林芳正君) この少花粉杉等の花粉症対策の苗木の生産ですが、平成十四年度、ちょうど十年ちょっと前ですが、八万本でございます。これが平成二十四年度には今お話のあったように百六十万本ということで、二十倍に増加をしてきているということで、シェアも〇・四から一〇・四ということでございます。
さらには、大径化した杉等の用途拡大など住宅等における新たな製品、技術の開発なども行おうとしているところでもございます。 そして、木材需要全体の拡大と併せまして、品質の良いA材が付加価値の高い建築用材として有効活用されるようにしっかりと取り組んでまいりたいと思いますので、また堀井議員のお知恵も拝借をさせていただければと、このように思っております。
これ植え替えていくと、こういうことでございまして、この少花粉杉等苗木の供給量の増大、これを二十三年度の百四十二万本から一千万本、これは平成二十九年度に向けて増やしていこうと。
また、少花粉杉等の花粉症対策苗木の生産量は年々増大してきておりまして、既に、群馬、山梨、埼玉、東京等を含めまして近隣の六都県でございますけれども、ここで新たに植栽する杉の苗木は全量が花粉発生の少ない品種に転換されております。また、全国では、平成十七年度の九万本から、平成二十三年度でございますが百四十二万本と、約十六倍にその生産を増加させたところでございます。
少花粉杉等花粉症対策苗木の生産体制の整備、これが具体的に、花粉症対策、これ細かくまた更に申し上げますと、これ、三千六百万円を花粉症対策品種開発技術高度化推進事業に、そして六億二千三百万円をミニチュア採種園等緊急整備事業、これ内数ですね、失礼しました、内数。そして、これ、二千八百万円を森林環境保全総合対策事業のうち森林再生に向けた優良種苗供給の促進に、これに充てております。
これを受けまして、少花粉杉等への転換を強力に推進するために、平成二十年度予算及び二十一年度の補正予算におきまして基金を造成しまして、平成二十二年度までの間、杉林を伐採して少花粉杉等を植栽した森林所有者等に対しまして協力金を交付する事業ですとか、少花粉杉苗木等の供給体制を整備する事業などに取り組んだところであります。 これ、少花粉杉は約百三十五品種ございまして、これ無花粉杉も植えております。
花粉の少ない森林への転換や少花粉杉等の苗木の生産体制の整備等、花粉発生源対策に取り組んでおりまして、このうち、平成二十一年度の補正予算等におきましては基金を造成しまして、花粉の少ない森林づくりを推進したところであります。しかしながら、木材価格の低迷等により採算性が悪化しまして、森林所有者の林業への意欲が大きく減退している状況におきまして本基金を活用した取組は極めて少なかったところであります。
こういった取組によりまして、少花粉杉等の苗木については今後三年間でおおむね三百万本、それから冒頭申し上げました広葉樹の苗木でございますが、これは今後三年間でおおむね九百万本の供給が可能と見込んでおりますので、合わせますれば八百万本の苗木の需要には十分こたえ得るものと考えております。 以上でございます。
本プロジェクトの内容についても若干触れさせていただきますと、平成二十年度から、首都圏等への杉花粉の飛散に強く影響を与える杉林について重点的に広葉樹林化あるいは少花粉杉林への転換を促すということとともに、少花粉杉等の苗木の供給量を大幅に増大させるための取り組みを実施しているところでございます。
私ども林野庁といたしましては、花粉の発生源対策といたしまして、広葉樹林化の推進でありますとか、花粉の発生の少ない杉、少花粉杉と呼んでおりますが、少花粉杉等の花粉症対策品種の開発などに取り組んでいるところでございます。
それから、少花粉杉等の苗木の供給、これがないとなかなか切っていただけませんので、そういった苗木の供給を大幅に増大するための体制整備ということに取り組んでいるわけでございます。 今後とも、関係省庁それから地方公共団体と連携を図りながら、花粉の多い杉の植え替えなど、花粉発生源対策の一層の推進に努めてまいりたいと考えております。
ですから、先ほど申しました平成二十九年度に一千万本が達成できれば、約三分の二が少花粉杉等になるということになります。年間一千五百万本必要でございまして、二十九年度には一千万本を作れれば、少花粉杉でですね、ですから単年度では三分の二が少花粉杉でカバーできるということになります。
このため、二十年度予算案につきましては、少花粉杉等の苗木供給量を大幅に増大する。今委員から御指摘がありましたように、十年後にはおおむね一千万本にするということで、少花粉杉品種等のミニチュア菜種園の整備等を行おうとしております。
林木育種センターは、国民生活にかかわりのある花粉症対策、先ほども質問がございました、この対策に有効な無花粉あるいは少花粉の杉等の品種開発や、地球温暖化防止対策に有用な二酸化炭素の吸収・固定能力の高い品種の開発、あるいは病害虫や気象害に抵抗性を有する品種の開発など、大変重要な役割を果たしてきたわけでありますが、今回の統合により品種開発はどのように強化されていくのか、国井農林水産副大臣にお伺いをしたいと
林木育種センターでは、花粉発生源対策の一環といたしまして、今先生のお話がございました無花粉杉あるいは花粉の少ない杉等の新品種の開発に都道府県と連携して取り組んでいるところでございまして、遺伝的に花粉を全く生産しない特性を持つ無花粉杉、これにつきまして、爽春という品種名でございますけれども、一種類開発をいたしたところでございます。